COLUMNコラム

耐震リフォームする前に知っておきたい基本情報

2017.3.13

リノベーション・リフォーム

東日本大震災以降、各地で大地震が頻発するようになり、今まで“ない”とされてきた活断層が各地で見つかっています。あなたの住んでいる地域が今は安全とされていても、絶対に安心という保障はありません。

そこで今、需要が高まってきている耐震のリフォームをする前に知っておきたい基本情報をご紹介します。

耐震基準って何?

現在、日本では建築基準法で定められた耐震基準があります。これによって建築物が最低限度の耐震能力を有していることを保証しています。

この基準は、1920年に初めて施行され、関東大震災や阪神・淡路大震災といった大地震を経験して改正に改正を重ねてきました。現在は、2000年に施行された新耐震基準(2000年基準)が現行の基準となっています。

耐震リフォームって何?

現在、日本に建てられている建築物は、現行の耐震基準を満たしている建物ばかりとは限りません。2000年以前に建てられた建築物は、それまでの基準を元に建てられているからです。

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そこで新たな基準を満たすためにリフォームすることを耐震リフォームと呼びます。小学校や中学校、また役所といった公共施設は軒並み耐震化を図り、平成26年度末には88.3%という耐震化率を誇ります。

ちなみに平成27年、総務省発表の「防災拠点となる公共施設等の耐震化推進状況調査結果」によると東京都は96.7%と全国1位の水準。2位は静岡県で95.6%。やはり、ここ近年危惧され続けている東南海地震への対策であると伺えます。

このように、避難所になる施設が耐震化されていくことは、とてもありがたいことではありますが、自分の住まいが耐震化されていなくては意味がありません。実際にどのように耐震が必要かどうかを調べるのか見てみましょう。

まずは耐震診断

耐震診断によって、現在の自分の住まいの状態を調査します。大きく3つの方法があり、自分で行う「簡易診断」、建築士や工務店などが行う「一般診断法」、もう一つは建物の一部を取り壊して厳密に住宅の強度を調査する「精密診断法」です。

耐震診断の内容は?

耐震診断は、大きく4つのポイントで診断していきます。

①地盤

地盤図や周辺の地形を細かく見て、地盤の強さを調べます。

②基礎

ひび割れや、鉄筋の状態を確認します。目視するほか、工事記録もチェックします。

③壁の量とバランス

地震の揺れは、主に壁によって水平荷重を抑えています。壁の量が少なかったり配置バランスが悪いと、新耐震基準を満たしていても倒壊してしまう恐れがあることがわかっています。

④老朽度合い

外壁や屋根はもちろん、柱に歪みや傾きがないか、また腐食やシロアリの被害がないかなども同時に調べます。

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いかがでしたか? リフォームはより快適な暮らしを得るために行いますが、地震に弱くては意味がありません。

まずは、より安全という快適さを手に入れるために必要な知識を得ておきましょう。

 

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