COLUMNコラム

時差家族、持ち家の4割強で負担もいろいろ

2017.3.29

暮らしの話

非常に興味深い調査が実施されました。

積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査研究機関・(株)住環境研究緒によると、夜勤・交代制勤務や不定休など、家族の中に生活時間が揃わない家族のことを「時差家族」と定義し、意識調査を実施したということです。

「時差家族」の条件の定義づけ

  • 家族に夜勤あり
  • 夜勤・深夜労働がある
  • 宿直、当直勤務がある
  • 始業時間が午後11時〜午前5時台になることが月5日以上ある
  • 就業時間が午後11時〜午前5時台になることが月5日以上ある
  • 家族の休日が揃わない

この条件のもと調べてみたところ、持ち家世帯の約半数となる44%(「家族に夜勤あり」10%、「家族で休日が揃わない」34%)が「時差家族」であることが判明。

ちなみに住宅タイプ別に見てみると、注文住宅(2,043件)で45%(同10%、35%)、建売住宅(441件)で45%(同12%、33%)、マンション(441件)で38%(同8%、30%)となり、一戸建て居住者に時差家族が多かったことがわかりました。

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この結果から見ててくるものの背景に何があるのか気になるところです。やはりプライベートな時間より仕事を重視して働いた先に、持ち家が持てるということなのでしょうか。

この調査の定義する時差家族までいかないまでも、小さなお子様が居つつ、ご主人が残業や接待などで終電または午前様となる場合においても、食事の面、入浴の面、就寝の面において十分生活の支障は出てくることでしょう。

それが昼夜逆転、また休日が全然あわないなどがあればなおさら。意識調査では、生活時間が異なることで負担や支障を感じるかを尋ねたところ、最も負担感が高いのは

「家族に夜勤あり」52%(「負担や支障を大いに感じる」6%、「負担や支障を感じる」9%、「負担や支障をやや感じる」37%)

ということでした。

その次に多かったのが「家族で休日が揃わない」が35%(同3%、4%、28%)。

時差なし家族で17%(同1%、1%、15%)

の順となり、回答者属性別(時差当事者/当事者以外、男性/女性)で見てみると「時差家族の女性がより高い負担感を感じている」ことが分かりました。

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この調査を実施した研究機関では「女性は夜勤・交代制勤務者や土日勤務者といった時差当事者ではなくても高い負担感を感じており、家族間時差の影響を受けやすいことが考えられる」と結論づけています。

たしかに、料理など労働面での支障もさることながら、家族の誰かが常に欠けている状態があるということは、相談したいときにいないなど精神的な面で支障を感じることが多いのではないかと思います。

いずれにせよ、住まいの在り方とはこうしたライフスタイルの調査にヒントが隠されているもの。いずれ「時差家族ならではの住宅」といった商品が誕生するかもしれませんね。

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