COLUMNコラム

漆喰・珪藻土など
塗り壁で演出する自然素材の家

2017.3.17

暮らしの話

日本の気候は、高温多湿。電気がなかった時代に、当然エアコンや扇風機などはありません。そのため、調湿機能がある漆喰や珪藻土を使用した塗り壁によって、快適な空間をつくってきました。

現在では、人工的な建材によって家を建てることがほとんどです。しかし、自然素材で健康と環境に配慮しており、また有害物吸着機能、抗菌性能、マイナスイオン効果といったさまざまな自然の恩恵があることから、これらの素材を使った家が見直されています。

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インターネットでは、自然素材の塗り壁道具が売られており、DIYとしても身近なものとなっています

塗り壁にするには

塗り壁にしたい場合、左官職人に依頼します。費用の相場はないようで、施工会社や職人によってさまざまなようです。リフォームの場合、クロス剥がしなどの下地の処理に手間がかかるほど、コストは高くなる傾向にあります。

一般的には、珪藻土の塗り壁はビニールクロスの3〜5倍ほどといわれ、土壁のみを業者に頼むと、10,000円/1㎡からとも。そのほかにも、仕上げや色、下地の状況によってコストは変動します。

プロに頼む方が、確かに楽でキレイに仕上がります。しかし、ここでは、コストを抑えて家族みんなで楽しみながら左官作業を行うDIYについてご紹介します。

家族や友人と一緒に行うと、遊び感覚で楽しい作業になる塗り壁。塗りのムラは、当然出てくるでしょう。しかし、そこがひとつの味わいとなってくるはずです。記念に手形を残しておくと、思い出とともに生活しているようで、家に愛着がわいてきます。

作業するための道具ですがコテ、コテ板、カクハンアタッチメント、電動ドリル、シャベル、バケツなどです。ホームセンターの店員にきくと詳しく教えてくれます。

塗り壁の材料は、ホームセンターでも売られていますが、通販サイトを利用すると一式揃った商品を買うことができ、簡単に手に入れられます。

塗り壁を自分でDIY

DIYの手順は、大きく3つ。まずは、塗る壁以外の箇所を養生します。養生とは、仕上げをしない部分をシートで覆うことやマスキングテープで固定することです。キレイに仕上げるためには、この作業が肝となってきます。

次に下処理を行います。珪藻土などをムラなく塗るために、壁のおうとつをなくす作業です。

下地がベニヤなどの場合は、アク止め剤を二度塗ります。石膏ボードの固定に使用しているビスにも、錆防止のためにパテを塗ります。石膏ボードのつなぎ目には、パテやファイバーで隙間や段差をなくします。壁に塗ったパテは、シーズンによりますが、約1日、乾かしましょう。

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最後は本塗りです。パテが十分に乾いたら、ようやく本塗りに移ります。購入した素材の説明書に従い、水と混ぜ合わせていきます。

塗り方は、コテ板に材料を載せて、壁にコテで均一に塗っていきます。この作業に憧れた人も多いのではないでしょうか。はじめはなかなか上手くいかないですが、慣れてくるとムラなく塗れるようになります。乾いた場所と塗りはじめで、つなぎ目が目立つ場合があるので、一面ごとに塗るようにしましょう。

数日間、様子をみて完全に乾いたら完成です。さらに詳しい方法は、ホームセンターの店員やインターネットから情報を収集しましょう。

自然素材の塗り壁は、ヒビやクラックなどが、時間が経つとどうしても入ってしまいます。

しかし、メンテナンスを行うことで、寿命は半永久的ともいわています。自然素材の特徴を存分に味わって、長く付き合っていきたいものです。

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