ベランダ、バルコニー、テラスどう違う?

2016.10.28

暮らしの話

間取りに表記されている「ベランダ」や「バルコニー」などの表記。しかしよく見てみると、「バルコニー」という表記は分譲マンションに多い気がする──。これは何かのルールがあるのでしょうか。

1.ベランダとバルコニーの違い

実は大きな違いは「屋根」があるかないか、ということです。では屋根が「ある」ものはどちらなのでしょうか。正解は「ベランダ」。というと、「え? うちのはバルコニーだけど屋根がありますけど」という声が聞こえてきそうですが、その屋根の形状をよく見てください。「屋根」としてわざわざ取り付けてあるのかどうかがポイントになるのです。つまりバルコニーの場合、「屋根」として取り付けられているのではなく、上階のバルコニーが“屋根”として機能しているに過ぎないということです。

名称の定義として

ベランダ

外に張り出した縁のことで「屋根」のあるものいう。雨でも洗濯物が干せる。

バルコニー

室外に張り出した屋根のない手すり付きの台。上の階のバルコニーが屋根の代わりになる。

ルーフバルコニー

下の階の屋根部分を上階のスペースとして使う。バルコニーの広いもの。

テラス

地面より一段高くなっているスペースで、建物の一階から突き出して作ってある床のこと。

2.「安価だから」ベランダではない

分譲マンションのように柱を室側に出す構造であると「バルコニー」になりやすいということになりますね。しかしそれがすべて「高級だから」バルコニーになり、「安価だから」ベランダになったというものではないのです。ハワイにある一流ホテル「モアナサーフライダー」では、「ザ・バニヤン・ベランダ」が有名です。これはまさしく「バルコニー」ではなく「ベランダ」です。このアウトドア空間のためだけに屋根が設けられ、青い海を眺め波音をBGMにしながら食事ができるということが贅沢で優雅ですね。

3.一流ホテルが多用する「ベランダ」

同様に「シャングリ・ラ ホテル シンガポール」でも「ザ・ローズ・ベランダ」という高級ラウンジがあります。「ヒルトン東京お台場」にも「ラウンジ&シャンパンバー ベランダ」という名前がつけられています。日本でいうところのベランダは、どうも“安っぽい”イメージを抱きがちですが、世界に通用する一流ホテルではバルコニーよりもベランダを多用しています。つまり、その空間にわざわざ屋根をつけてまで設置した、というところにラグジュアリー感があるということかもしれません。そんな知識を持ち、固定概念を外して不動産選びをしてみると新しい発見があるかもしれません。

 

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