将来後悔しないための住宅ローン選びのポイント

2017.1.9

不動産基礎知識

人生の中で最も高額な支出といえば、まず住宅購入ですね。

カッコよくキャッシュで一括購入できればいいですが、現実的にはアリエナイ……。

ローンを組むことが当たり前の中、数ある種類の住宅ローンから自分にピッタリのものを選ぶにはどうすればいいのでしょうか。

そもそも住宅ローンには大きく分けて3つのタイプがあります。

①返済期間中金利が変わらない「固定金利型」

②当初○年間は金利○%という「固定金利期間選択型」

③市場に合わせて金利が変動する「変動金利型」です。

当然それぞれにメリット・デメリットがあるのは致し方ないことでしょう。

1.「固定金利型」

安定志向の人ならまずこれに心動かされるのではないでしょうか。

金利が変わらないため返済計画が立てやすいというメリットがあります。ですが、よく考えてみると、返済中に“前代未聞の超低金利”が起こっても恩恵は受けられないことになります。

2.「変動金利型」

こちらはその逆で、低金利の時は良いけども、完済までの返済計画が立てにくいということがあります。

しかし昨今の金利事情をみると、あのバブル期からの急降下以降それほど大きな動きはしていないように思います。──が、それこそ東京オリンピックに伴う地価の上昇、景気の変動は予測不能です。

3.「固定金利期間選択型」

上記の2つの中間をいく固定金利期間選択型。

しかしこれが本当に良いかというと、固定期間終了後の金利の変動がわからないのです。

いい時だけ付き合い、状況が劣勢になれば別れる……そんな都合よくできたらいいものですが現実はそうはいきませんね。

“結局どうすれば?”と堂々巡りになってしまいますが、さまざまなサイトや有識者の見解を総合すると、「低金利の時に固定金利型で借りるのが一番」というのが結論のようです。

当然、有識者といえ確証などなにひとつあるわけではありません。しかし、「今」でしか判断できないのであれば、「たられば」で語るより確実だと言うことですね。

大まかなローンのタイプを決めたら、次に検討するのはどの種類にするかということです。

公的ローンの「財形住宅融資」「自治体融資」、民間ローンなら「銀行」「生命保険」「JA」などさまざまな商品があり、それぞれに独自の特色を打ち出しています。

その中でも安定感ナンバー1は住宅金融支援機構の「フラット35」でしょう。金利は金融機関によって多少異なりますが、融資額は物件価格の90%まで、最高8,000万円の融資が望めるうえ、保証料は不要だし繰り上げ返済時の手数料も無料と、借りる側にとって魅力が満載です。

4.返済期間と返済方法

ローンの種類が決まれば、残るのは返済期間と返済方法ですが、その中でも返済方法は侮れません。

返済期間は購入時の年齢や、繰り上げ返済などを行うことでなんとでもなりますが、返済方法は、これからの将来に大きな変化が起こることを知っておかなければならないのです。

よく耳にする、元利均等返済と元金均等返済。たった1文字の違いだけれど、返済額は大きく異なります。

仮に、借入金2,000万円、固定金利3.2%、返済期間30年とした場合の元利均等返済と元金均等返済を比較してみると、元利均等返済では、完済まで毎月の返済額は一定のまま。

元金均等返済では15年目までは返済額が多く、15年目以降はだんだん少なくなります。

最初から最後まで返済額が同じ方がわかりやすいし、ライフプランも立てやすいと思った貴方、元利均等返済に決めてしまうのはまだ早いのでは?

なんと元利均等返済と元金均等返済では、総返済額が元金均等返済の方が150万円以上も違うのです。

「若いうちに苦労しろ」と祖父からよく聞かされてきましたが、こうして返済を比較してみると、なるほどこういう事だったのかと納得できますね。

もちろん「子どもがたくさん居てお金がかかるから返済額は変わらない方が良い」というご家庭もあることと思います。

購入時の年齢や家族事情など、将来設計をしっかり見据えながら、自分にピッタリあった住宅ローン選びをしていきたいですね。

 

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