不動産広告のチェックするべきポイントとは?

2016.12.22

不動産基礎知識

新しい住まいを探している人はもちろん、近所に建てられたマンションや戸建ての広告チラシは、ちょっと気になってしまうものですね。

魅力的な謳い文句で住まいを紹介する不動産広告は、どこにポイントをおいて見るのが良いのでしょうか。ここでは、不動産広告のチェックするべきポイントをご紹介します

1.徒歩分数表示や交通分数表示に注意しよう!

チラシなどの表面に大きく表示されている、最寄り駅から徒歩5分などの謳い文句。

この分数表示が具体的にどれくらいの距離か知っていますか。不動産広告では、徒歩分数表示をする際に1分=80mで算出することというルールがあります。

徒歩5分の物件の場合は、最寄り駅から5×80=400mの距離があるということになります。一般的に人の歩く時速は4kmといわれており、徒歩1分=80m=時速4.8kmと比べると、不動産広告の表示は、少し早歩きで歩いた場合の分数であることがわかります。

また、徒歩ルートも最短のもので算出されているため、日常使うような大通りではなく、裏道のような細い道を使うルートかも知れません。そして、交通分数の表示をよく見ると、必ず小さな文字で“乗り換え、待ち時間は含まれておりません”の表示があることに注意しましょう。

ポイントと虫眼鏡

○○駅まで10分という表示がされていても、乗車時間のみの表示となっているため、実際にその分数で到着することは直通でない限り、難しいことでしょう。

徒歩分数や交通分数表示を鵜呑みにすると、実際に暮らした時に違ったということにもなりかねません。物件を購入しようと思っている人は、購入前に、実際に歩き、電車で移動してみることをお薦めします。

2.概要を見れば、隠された物件の情報が見えてくる!

不動産広告を見ていると、暮らしが豊かになるような、魅力的な事ばかりが表示されています。もちろん“広告”なのですから、良いことばかりを表示するのは当たり前です。

しかし、概要をしっかり確認すると、“広告”では謳われていない、隠された情報も見えてきます。不動産広告では、広告のルールとして必ず表示しなければいけない項目が設けられており、これらはすべて概要の中に記載されています。

極端な例をあげると、「静かな住宅街」を謳った物件広告の概要を確認した時に、“用途地域”の項目が、住居系地域ではなく、商業地域や近隣商業地域の記載になっていれば、現状は周辺に戸建てが建ち並んでいても、将来的には飲食店やパチンコ屋などの商業施設が建つ可能性もあるということを認識しておきましょう。

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また、物件価格が周辺のものよりも安く、お得だと感じていても、概要の“分譲後の権利形態”の項目で、一般定期借地権の準共有と記されていることがあります。

これは、通常の所有権と違い、定期借地権付の物件という、一定の期間の満了に伴い、原則として借り主は建物を取り壊して土地を返還する必要がある物件であることがわかります。

このように、概要をよく確認すると、“広告”だけではわからない情報を得ることができるのです。不動産広告の中で、概要の確認をすることが、一番のポイントといってもいいのではないでしょうか。

以上不動産広告について、チェックするべきポイントを紹介させていただきました。新しく住まいをお探しの方は、広告を見る上で、上記のような内容に注意してみてはいかがでしょう。

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