クレジットカードだけじゃない、住宅ローンにもあるボーナス払い

2017.3.1

不動産基礎知識

クレジットカードの返済にボーナス払いがあることはどなたもご存じかと思います。そんなボーナス払い、じつは住宅ローンでもできるんです! そんな住宅ローンでボーナス払いを使用するメリットや注意点をご紹介します。

毎月のローン返済額を減らす「ボーナス時併用返済」

住宅ローンでボーナス払いをすることを正しくは「ボーナス時併用返済」といいます。この返済は、毎月返済分とボーナス時返済分に分け、2つのローンを平行して返済していく、という方法です。通常の住宅ローンよりも多めに返済をすることで、ローンの総返済額と返済期間を短縮するプランとなっています。

例えば、1000万円を35年ローンで借ります。この内、毎月返済分を700万円、ボーナス時返済分を300万円に分けます。毎月返済分の700万円は12ヶ月×35年払い。一方でボーナス時返済分の300万円は、年にボーナスが2回あるなら、年2回×35年で70回払いとなります。

こうした点から、ボーナス時併用返済は
(1)ボーナス時にまとまった額の返済ができることで、毎月の返済額を抑えられる。
(2)大きな額の返済を組み入れることで、ローンを早く返済し終えることができる。
というメリットがあります。

ボーナス時併用返済は総支払額が多くなる

魅力があるボーナス時併用返済ですが、普通のローンと比べて最終的に返済する金額が多くなります。その理由はズバリ、「元金が減らないから」。毎月返済分は、毎月少しずつ元金が減っていきます。そのため支払う利息も減少します。しかしボーナス時併用返済は、仮に年2回の返済だとすれば、2回しか元金が減らないので同じ金利でも支払う利息がその分多くなるのです。

こちらも例を挙げると、3000万円を金利2%の35年ローンで借りたとします。

そうすると
(借入額3000万円、変動金利2.0%、35年返済)
(1)毎月返済のみの場合
毎月返済額 9万9378円/月 → 総返済額 約4173万9000円
(2)借入額の半分をボーナス時併用返済にする場合
毎月返済額 4万9689円/月、ボーナス時加算額 29万8992円 → 総返済額 約4179万9000円
となり、毎月返済のみと比べてその差額は約6万円です。ボーナス時併用返済の割合を減らすことにより、この差額は縮まることになります。

さらに、ボーナス時併用返済は景気によりボーナスが減額することや、病気・事故による突然の出費や収入減少という、返済計画のなかで起こるリスクを頭に入れて置かなければなりません。

ボーナス時併用返済は、「ボーナスが安定している」「突然の出費に備えて蓄えがある」といった余裕があるなかで上手く利用したいものです。

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