マンション購入前に必ず知っておきたい
大規模修繕の知識

2016.11.30

不動産基礎知識

新築のマンションを購入する際に想像するのは難しいですが、建物は一般的に10〜15年で大規模修繕工事が必要です。

工事に半年前後の工期がかかることはもちろん、外壁の塗装では、マンション全体を足場の布が覆うため、室内へ光が届きにくくなったり、ベランダの荷物を全て移動させる必要が出てきたりします。

また、毎月の管理費と一緒に大規模修繕用の資金を積み立てているマンションが多いですが、その金額が低い場合、大規模修繕の際に新たな工事費を請求されることもあります。

工事中はマイナスな面が多い大規模修繕ですが、その重要性と大まかな流れについて、まずしっかりと理解することが必要です。

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1.大規模修繕をしない場合のリスク

大規模修繕をしないことによるリスクは様々です。

鉄部の腐食、外壁の亀裂、排水管の錆、屋根の雨漏りなど快適な生活を送ることが出来なくなってしまいます。

ベランダの手すりの劣化により、下へ落下してしまうことも考えられます。

マンション内だけではなく、外壁が剥落することで、下を通行する一般の人々が怪我をしたりといった危険性もあります。

また、耐震性についても注意が必要です。昭和56年に義務づけられた新耐震基準では、震度6から7の大規模地震について倒壊の被害がないように建築されていますが、それ以前のマンションは基準を満たしていないものが多いので、早急に修繕を検討しなければなりません。 

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2.大規模修繕までの流れ

大規模修繕を行うことがマンションの総会で決定すると、まずは、マンション内の劣化の具合を専門業者に調査してもらいます。その診断結果をもとに、施工業者から工事費用の見積もりや計画書を作成してもらって、修繕工事が始まります。

業者任せでかなり簡単そうに見えるかもしれませんが、総会での承認をその都度取ったりするため、かなりの時間と労力が必要です。

大規模修繕について話し合う修繕委員会は、通常の理事会とは別にメンバーを選出することが多いようです。

100戸程度のマンションの場合、通常で4~5人程度の役員が選出され、管理会社や施工会社、マンション住民との調整を進めていくことになります。

話し合いの頻度はマンションによって様々ですが、ある程度の時間を話し合いに割かなければなりません。

3.最後に

このように、マンションの大規模修繕には様々な労力が伴いますが、安全で快適な暮らしを続けるためには絶対に必要なことです。

大規模修繕をマイナスに考えるのではなく、住民同士の新たなコミュニケーションの場であると捉え直すことで、より豊かなマンションライフを送ることが出来るのではないでしょうか。

 

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